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エヴァリスト・ド・プワゾン
(Évariste de Poison)
969歳 162cm 男性
チョコレートショップ『ヴェール・デ・レ』のパトロンであり
店のオーナー。通称「邪視卿」。バジリスクの魔族。
男爵の位を持つ家の三男で商才のある成金趣味の男。
見ただけで死をもたらす邪視の力を持っており、邪視を抑制するために
魔法を施した仮面とヴェールを目元に被っている、
目元を絶対に晒さない。また体液に弱い毒を持っているが、ほとんどの魔族に
耐性がある程度のもので、人間の命にすら届かないごく微弱なものである。
神秘的な外見とは裏腹に気さくな言動の人物。
生まれ育ったプワゾン男爵家ではその血に流れる毒が最も強い者が
次期当主であり、九人兄弟の三番目であったエヴァリストはその中でも
最も毒が弱かった。魔界の共和国の裏社会とも通じていると言われる
『蛇毒商人ギルド』のトップである大叔父譲りのとびぬけた商才を持っており、
兄弟の誰よりも商売が上手い。プワゾン男爵家当主にこそならなかったものの、
自ら立ち上げた『邪眼商会』で莫大な財を築き、プワゾン一族に大いに
貢献している。家族の一部から「微毒しかもたないプワゾン家の恥知らず」
と言われ育てられてきたためプワゾン家への帰属意識は薄いが、
別に家族のことが大嫌いというほどでもない。子供の頃は優しい姉である
次女によく懐いており、次女が嫁いでいく時には大泣きして邪視の力を
使ってしまい使用人数人がいなくなった。そのことに対し次女が
エヴァリストを激しく叱ったため、エヴァリストは仮面と次女からもらった
ヴェールで二重に邪視を抑制し、二度と目元を晒さないという誓いを立てている。
体内に流れる毒は弱いが、邪視の力はかなり強い。エヴァリストの邪視の力の
本質は「未来の観測、および未来を観測することにより終焉を決定づける」
ものであり、エヴァリスト曰く「相手の寿命による死を強引に手繰り寄せる
ようなもの」である。それにより限定的にではあるが未来視の力も持っており、
商才の一部として役立てている。自分の未来や身近な者の未来だけは見えない。
得意魔法属性:光
神秘(固有魔法)「私は手繰り寄せる者」:
仮面とヴェール越しに視線を合わせることで相手の寿命を縮める魔法
(暗闇の中では効果が弱まる)
武器:魔法と鞭
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