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ニコラス・イングラム
(Nicolas Ingram)
27歳 181cm 男性
王国の王宮魔術師。人間の男性。
軍人を兼任していて、今も軍と連携して魔導の研究をしている。階級は少佐。
魔導将校として優秀であるが貧乏くじを引きがち。
王国に滞在しているルートヴィヒと共同研究をすることになる。
国によって王宮魔術師の地位は微妙に変わり、
王国にはニコラス以外の王宮魔術師も数人いる
ニコラスは王国の王宮魔術師の中でも一番の後輩であり、
また王国の王宮魔術師の中で唯一軍人を兼任している。
帝国に軍事力で劣る王国は魔法の軍事的利用を促進するため
古くからある王宮魔術師の職務に軍人を充てる試みをした結果が
今のニコラスの立場であり、王宮魔術師として着任してまだ一年目。
最も若年ゆえにルートヴィヒの相手を押し付けられた形になり、
それを知ったルートヴィヒは帝国を侮られたと怒るよりも、
「お前苦労人だな」と笑い飛ばした。
出身は末席の貴族の家系で三男、
長男と次男は王国の官僚として活躍している。
元々無意識にルートヴィヒに惹かれていたがひょんなきっかけと勢いで
体を重ねることになり以来ルートヴィヒを強く意識するようになる。
初めて体の関係をもって以来、時々体を重ねているが恋人というほど
はっきりした仲ではなくニコラスはなんとももやもやした気持ちを抱えている。
ニコラスの実力とは関係のない人事のバランスなどの都合で
王宮魔術師の職を押し付けられている現状については思うところはあるものの
はっきりとした不満があるわけではないが、ルートヴィヒに
「お前も大変だな」と笑い飛ばされた時に少し救われた気分になった。
勤勉で優秀な軍人であるが、実家には優秀な兄弟がおり、軍の中でも
あまり注目されない。そのためルートヴィヒとの交流で
ニコラス自身を見てもらえることを内心では嬉しく思っている。
得意魔法属性:火炎
神秘(固有魔法)「私は陰の下を暴く者」:
物陰にあるものを探知する魔法
武器:拳銃、剣、銃剣
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