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ヴィヴィアン・オーベロン
(Viviane Auberon)
研究所であるティターニア・ラボの所長であり、パック病院の院長であり、リュメルの上司。研究者、医者として非常に有能でカリスマ性はあるがマッドサイエンティスト気質でややエキセントリックな性格であり、リュメルやビュグヴィルが苦労する場面も多い。
リュメルは彼女を皮肉って「我らが研究所の女王さま」などと呼ぶことがある。
正体は妖精の女王であり、妖精の王の妻。妖精という種族が始まった頃から生きている。
現在の身分は「元女王」。妖精王が世界からいなくなった直後は女王として妖精の領域を統治していたが、現在は政界から引退しており、研究所の所長であり病院の院長であるヴィヴィアンが実は妖精たちの中で伝説的な人物として語られる妖精の女王だったと知る者は少ない。
現在は妖精の女王の名前であるヴィヴィアンという女性名は妖精の間でありふれた名前になっている。
研究者としてのヴィヴィアンは妖精の科学者、とくに医学の分野では有名で、人に存在を知られていない妖精でも存在できる方法を確立した。妖精の世界で革新を起こした人物として認識されている。
元妖精の女王であったことを知られないようにしているため、メディアには顔を出さず、そういった窓口となる秘書ビュグヴィルがいる。
花の街の妖精「フラワー」が人の信仰がなくても生きていられるのは、マッドサイエンティストとして目覚めたヴィヴィアンがそのように作り出したからである。
妖精の王は死んだのか別次元に行ったのか不明だがとにかく今はこの世界にいない。しかし体の一部と力の一部は残っており、ティターニア・ラボの貴重なサンプル兼動力になっている。
ヴィヴィアンがティターニア・ラボとそれに付随するパック病院を運営している目的は主人公(アルベリヒやヘンリック)が解き明かすことになる。
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