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願望的魔法世界

願望を要とした魔法の世界の設定。

魔法使い「魔法に本当に必要なものはね、

強い願望さ、術者の強い願望が魔法をかける鍵なんだ。
呪文や魔方陣や術式なんてのは願望に至るまでの道筋にすぎない」

魔法世界の昔話。

『昔昔、誰かが「欲望を魔法にする魔法」を世界にかけました、
それから人々は魔法を使うようになり、
初めの魔法をかけた者は「一番目の魔法使い」と呼ばれるようになりました。』

『その昔、世界には人の目には見えない「怖いもの」がたくさんありました。
それは目には見えないか、見えないところに隠れているのですが、
それがそこに確かにあるということを人々は知っていました。
一番目の魔法使いが魔法を使う魔法を世界にかけてから、
世界中にある「怖いもの」と呼ばれる見えないものが見えるようになる魔法をかける人達が現れました。
その魔法はじわじわと人々に広がって行き、
目に見えなかったそれが見えて、聞こえたり触れるようになったころ、人々はそれに「魔物」と名づけました。
「魔物」と名づけられた生き物の中には普通の動物にはないような力を持っているものがたくさんいて、
人々は魔物や魔物の一部を魔法を使うときにうまく組み込めばもっと強力な魔法が使えることを発見しました。
魔法使いの助手を勤める魔物たちは「使い魔」と呼ばれ、魔法使いの暮らしに欠かせないものになりました』


人物
幻術の魔法使い『画家』ミラジオ:絵を描く願望を持つ、幻術のエキスパート。願望の副産物で透明化や美しい景色を探したりできる。自分の中のイメージをよく見るため目を閉じている事が多い。

変身の魔法使い『自称魔法界の淑女』レディ・ オヴィディア:女性化願望の魔法使い。変身術のエキスパートで、動物無生物なんでもござれ。元々は男性。名前は『変身物語』の著者、オウィディウスから。

無願望の魔法使い『何も無い災厄』セグルス:無願望の願望の魔法使い。周囲の魔法使いの願望を無くし、魔法を無力化して魔法世界を混乱に導く。


メモ
願望魔法世界の太陽と月:太陽には時計の文字盤が刻まれ、月は色の変化と満ち欠けと日付がわかる。大昔に時に執着する魔法使いがかけた魔法らしい。

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