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笹岡 木蓮

(ささおか もくれん)
183cm 27歳 男性

乙羽竜胆の従兄。
パンドラ社の研究員。専門は薬学、特に植物園に自生する希少な植物から生成される薬剤について研究している。
最初は収容物である従弟の竜胆の関係者として共にパンドラ社に来たが、研究者としての才覚を買われて一般研究員になった。
竜胆が宿している収容物の影響を多少受けている。
顔は悪くないが、女性に言い寄られたら拒否反応を起こすくらいには女性が苦手。
大の猫好き、現在の環境ではもふもふが足りないのでラザールの頭についているフェネックの耳に興味を持った。
乙羽家も笹岡家も元々はとある陰陽道の一族の分家。「永久にエネルギー(あるいは魔力)を生み出すもの」を作り上げるために研究を続けてきた、そのために国内外問わず知識や概念を取り入れてきてここ百年は「マクスウェルの悪魔」の概念を現実にすることを目標に設定している。
一族の中で竜胆と一番年の近い木蓮がまだ依り代として期待されていた竜胆に対応する術者兼世話係として選定され、竜胆が生まれた時に同じ呪いを施される。
笹岡家は代々女性当主で、桔梗紋を由来とし、桔を一文字目を持ちキキョウの読みを持つ名前の女子を当主としている。次代当主である笹岡 桔馨(ささおか ききょう)は木蓮の妹。
笹岡家は代々儀式のための術者を輩出し、乙羽家は代々儀式のための依り代を輩出していて、当代の術者と依り代は木蓮と竜胆だったのだが、依り代である竜胆の体が弱く儀式の準備段階で死ぬ確率が高いことが判明し、木蓮が高校生に上がる頃に竜胆と二人実家を離れて暮らすことになった。
竜胆と普段の言動を比べると落ち着いて大人びているのは木蓮の方だが、物心ついたころから「竜胆を守り助け役目を全うするために生きろ」と教育されてきたのもあり竜胆に対して盲目的に「何があっても俺だけは竜胆を守らなければ」と思っている。

階級:職員ランク3(実験を担当している収容物および一般的なレベルで公開されている情報まで閲覧可能)
役職:研究員(一般)
専門:薬学
嫌いなこと:女性の相手
好物:アイスクリーム
趣味:猫
特技:花の香りを当てること
縁者:乙羽竜胆(従弟)、笹岡桔馨(妹)
「俺たちがもっと普通の家に生まれていたら、あいつにはもっとまっとうな人生があったはずなんだ……少なくとも、俺はあいつを見捨てないでやりたいと思う」

ウィル03.png
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